▼ this is ...
▼ 過去の言葉たち。
煙の様なものを掴んだ気がした
見えない欠片に囚われながら
唇に触れた雨
黒雲の彼方
優しくない太陽
花風が吹いて星が煌いて空が涙を流して、そして僕は君を愛す
例え其の手を離そうとしても
まるで子供のような我儘を
魔法のような炎
盲目の妖精たち

色の無くなった空
音の無い名前を青の中で
それは恐らく優しさから生まれる行為
水銀を飲む
僕の導き出した答えに全ての否定を
真夏のスカーレット
深海に沈む月と星と
ループ・イン・ザ・メロウ
幻想的日常劇
そして僕らは星も見えなくなるほど暗い場所へ

闇に浮かぶ星屑達の距離について
誰も知らない小さな惑星
No thank you, I'm already dead.
月の雫に沈めた言葉
篭城する閑古鳥
闇夜は獣に与し、煌き瞬く星たちは恐れず拒絶を表す
青に堕ちる(Lady in the blue.)
茨の王
優しい世界
小さな世界の崩壊を起すのも止めるのも自由だと誰かが呟いた午後

白と黒の狭間で密会
忘却の星
融雪する想いに僕らは手を伸ばす
それでも地球は何事もなく廻る
まどろむ瞼の裏で眠る
寂寞を孕む黒
しろいゆめにおぼれて
もしも明日、世界が色褪せても(それでも君が好きだ)
思考を溶かす甘美な生贄
ネバーランドで芽生えた恋

透明な懺悔にも似た
融解する幸福
安楽椅子の哲学者
幸福の致死量
アメリの恋はおとぎ話の様で
嗤うのは紅い月
ストロベリィポップシャワー
永遠を焦がれるスピカ
そして君に、夜が降る
溶け合う心臓

融合するシンパシー
手のひらに零れる
突き刺さる無数
そうして、引きずる想いを断ち切った僕らの間にある何かに君は
出会いと云うのは常に悪戯に
再会の瞬間はまぼろしの中で
過去の思い出は遠く、しかし色褪せず
貴女は小さな棘のある花に似ている
神様は結局、何も見ていない
君と同じように世界が泣いている
何時でも何処かで誰かが始める”それ”は
それは確かに罪で或ると誰かが叫ぶ
星空の夜の密会にて
零れ落ちたそれを誰が受け止めるのか
陳腐な言葉を吐くよりはまだ
誰もがもがき苦しみそして沈んでゆく
手探りで追いかける君の言葉
君の全てに騙されてあげるよ
永遠に続く想い
胡乱な気持ちは貴方の足元に土葬する

掴んだのは淫らな月(堕ちたのはぼく)
死のように遠くを想う
シネマティックロマンティック
メルトダウンメモリィズ
わたしあなたにおぼれているわ
交錯する光の軌跡
エピローグメロディ
白濁する夢
青に溶ける
水面に写る君の姿に、僕は

「今晩、月の下で」
真夜中に閉じる物語
グッバイ・マイ・メロディ
黒の四重奏
無限の色彩に埋もれた、
深みに沈む境界
無いものを強請るわたしはまるで愚かな生き物
春色の虹が君を映す
嗚呼、夜の王よ
わたしは君と、永遠で踊ろう

ただ、深深と穿つ
温く甘く、熟れた(君と僕の)
無垢に触れて溶ける
首筋に誘われて、浸る午後
壊すのは一瞬、躊躇いもなく
可愛い蝶々たちへ
カンパニュラに口付け
こおりのひふ
螺旋状の迷宮に落下
小指を絡めて見る夢の先

月と太陽
決して埋まることのないはずだった
逃げるように迷路を走る
その一歩を踏み出す勇気、または愚かさ
心を締め付けて傷を抉るような真似であろうとも
底なしの海を遭難船で漂う
それでもあなたが消えてしまう前に
ダリアの憂鬱
悪魔が奏でる夜想曲
狂乱の謳

四肢からじわりと伝染する
緑の園で残虐な再会を
白の戯れ
真夜中へ誘う
永遠よりも遥かに遠く
夜の住人は何処へ向かう
羊の見る夢は優しいのか
春を殺した君の声
砂の城に手を添える
星が沈む場所で佇む